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  • どうしても守りたかった珠玉の湯 【旅の手帳 2015年12月号】~泊まった人がおすすめする もう一度行きたい温泉宿~

    沢渡温泉は、四万温泉とともに”草津の仕上げ湯”と呼ばれたいで湯。強酸性の草津の湯で荒れた肌を、湯治を終えた後に、この湯で整えて帰るのが往時の習わしだった。いわく”一浴玉の肌”。ナトリウム塩の保湿効果、硫酸イオンの肌の蘇生作用などもあり、よく温まり、肌のしっとり効果、引き締め効果もあるといわれる。「4年ほど前に完全かけ流し温泉にして、湯の肌触りも何もかも驚くほど変わりました。今は、お湯に対してクレームをいわれるお客様はいませんね」と、ご主人の福田智さん。福田さんがこの宿の主人となった経緯には、大変なドラマがある。福田さんは元銀行員で、約10年前後継者問題でこの宿が閉鎖されると聞き、担当営業として買い...
  • 総檜の湯小屋で”一浴玉の肌”の名湯に抱かれて 【温泉ぴあ 人気の湯宿2016】

    湯治場の風情を今なお残す沢渡温泉において、長い歴史をともに刻んできた老舗の宿。ギシギシときしむ木造りの渡り廊下を通り、階段を下りると、目の前に現れるのは総檜造りの湯小屋。澄んだ湯は”一浴玉の肌”とうたわれるほど美肌の湯として知られ、肌をそっと優しく包み込むような感覚がなんとも心地よい。館内は古い造りながら清潔感があり、それも名宿と評される所以だろう。◇◆温泉データ◆◇群馬県・沢渡温泉創業 江戸時代源泉かけ流し貸切1(露天1、内風呂0)
  • 目指せ極上美肌!な宿 【Lady's Bike 2015年12月号】

    昔から湯治場として知られていた草津温泉。その湯は強酸性のため、決して肌にいいとはいえないのはおわかりだろう。そんな草津の湯治で荒れた肌をスベスベにしていたのがこの弱アルカリ性の沢渡温泉だったとか。いつからか”一浴玉の肌”という言葉が使われるようになり、このまるほん旅館のホームページには、一浴玉の肌になるための入浴方法も細かに書かれているのだ。□温泉memoナトリウム-カルシウム塩化物泉/風呂:女湯(内1)・男湯(内1)・貸切(1、露天風呂有)/立ち寄り湯:11時~15時、1時間700円□女子memo料理5品程度の少量少な目プラン□バイクmemoアクセス:関越道渋川伊香保ICよりR17~R353経由35分/駐輪場:旅館前OK
  • 「一浴玉の肌」の湯 連泊で満喫したい 【ノジュール 2015年11月号】~夕食は気ままに楽しむ 1泊朝食付きで泊まれる宿~

    草津温泉の「仕上げの湯」といわれ、肌に優しい湯が沸く、昔ながらの湯治場の宿。日を問わずひとり旅も歓迎してくれ、連泊者も多い。温泉街によしのやというそば屋が一軒。19時までなら名物の高野長英そばがある。遅くなる時は中之条の町で夕食を済ませておこう。もちろん夕食も付けた1泊2食付での宿泊も可能だ。◎ ココがおすすめ ◎檜造りの湯小屋が名物だが、新しい「婦人風呂」(湯小屋が女性専用の時は男性風呂に)もおすすめ。湯上り処でのんびりできる。選・文 井門隆夫
  • 脱サラした主人が営む老舗旅館 【日刊ゲンダイ】 2015年5月18日

    関越自動車道の渋川伊香保インターから1時間弱の山の中腹にある沢渡温泉。「まるほん旅館」は、江戸初期創業の老舗旅館だ。「伝統の桧張りの風呂が素晴らしい。主人のユニークな経歴は、ゲンダイ読者なら共感するはず」(飯出氏) そのご主人、福田智さん(48)は元銀行マン。後継者がなく、一時は廃業を決めた宿を、10年前に脱サラして引き継いだ。 「お湯に浸かった瞬間ビビッときました。こんないい湯を失うのはもったいない。40手前で、銀行業にも逆風が吹いていた時期。人生をやり直したかったというのもあるかもしれませんね」 その、ビビッときた桧の大浴場。混浴だが、別に新築したばかりの女湯があり、時間によって入れ替えとなる。流...
  • 湧出量増やし活気戻す 【読売新聞2015年4月25日】

    ■「逃げるしかなかった」酸性の強い「草津温泉」の湯で荒れた肌に効くとされ、「草津の治し湯」とも呼ばれる沢渡温泉(中之条町)。江戸時代から栄え、蘭学者の高野長英や歌人の若山牧水なども訪れた秘湯を、1945年4月16日、大火が襲った。「火を消すことも諦めて、逃げるしかなかった」。沢渡温泉で最も歴史のある老舗旅館「まるほん旅館」の前主人・福田勲一さん(86)は振り返る。福田さんは当時、旧制渋川中学(現・県立渋川高校)の4年生。同校の体育館で戦闘機の一部を作っていたが、16日は休みで、渋川の寮から、実家のまるほん旅館へ帰っていた。 つかの間の休息を終え、寮に戻ろうとした時、火事を知らせる鐘が鳴り響いた。家の外に出て様...
  • 美肌の湯ですべすべ 【日本経済新聞 2014年3月29日】

    峠越しに草津温泉へと通ずる山あいに、昭和30年代の面影を残す温泉地がある。草津の酸性湯に浸かった肌をここでいやしたことから「草津の仕上げ湯」と称される沢渡温泉(中之条町)だ。江戸後期、西洋医学に通じた蘭学者高野長英が逗留したと伝わる。 特急草津号の止まる中之条駅からバスに乗り25分。十数軒の宿や店が軒を寄せ合う温泉街に着く。昭和30年代に建てられた建物が多く「まだこんな温泉地が残っていたか」とうれしくなる。 その昔、善光寺参詣客の指定宿だったという看板のかかる「まるほん旅館」の部屋に荷を置き、早速温泉へ。檜造りの湯小屋に木製の渡り廊下を渡っていく。すぐ隣の共同浴場から桶を置く音や笑い声が響いてくる...
  • ■コンセント抜いたか!!【温泉人情物語・不良定年編】 【週間朝日】 2005年3月4日

    JR吾妻線の中之条駅から沢渡(さわたり)温泉行きのバスに乗って二十五分で、まるほん旅館(0279-66-2011)に着く。この地は江戸末期より昭和初期までが全盛期で、温泉街には小料理家が並び、座敷では義太夫が演じられた。 肌を抱きしめてくる情の深い湯で、不良定年のおやじが行くにはうってつけの温泉宿である。湯にだらだらとつかっていればグレますね。昔はサトウ・ハチローが常連客だった。 まるほん旅館のことを教えてくれたのはドイツ文学者の池内紀さんだった。「これぞ隠れた名湯です」と聞いてすっとんでいった。 ぼくはひなびた山の湯ばかりを廻っている。 玄関は商人宿の造りで温泉旅館らしくない。木造りの廊下をギシギシ...
  • ■リセット【私の選択】 【読売新聞】 2005年1月13日

    帳場の奥で、紺色の作務衣(さむえ)姿の主人が予約の電話を受けている。 「食事はどうなさいますか。おかずの品数が多い順に、A、B、C三つのコースをご用意しております」 築四十年、木造3階建てのひなびた旅館に、はきはきとした声が響く。 群馬県の北西部に位置する中之条に、沢渡(さわたり)温泉という小さな温泉街がある。標高六百メートルの山あいを縫う幅五メートルほどの道沿いに十二軒の旅館が点在している。 その一つ、まるほん旅館。主人の福田智(さとし)(38)は十一ヶ月前まで、田中という姓で、群馬銀行中之条支店の支店長代理を務めていた。職場結婚し た妻との間に、小学生の子供が二人いる。昨年初め、銀行員の家...
  • ■肌にやさしい仕上げ湯 【日本経済新聞】 2004年1月17日

    温泉教授 松田 忠徳「・・・・・・長かりしけふの山路/楽しかりしけふの山路/残りたる紅葉は照りて/餌に餓うる鷹もぞ啼(な)きし/上野(かみつけ)の草津の湯より/沢渡の湯に越 ゆる路/名も寂し暮坂峠」(「枯野の旅」)大正十一年(1922年)十月二十日、若山牧水は草津から沢渡温泉へ向かう途中、暮坂峠の風景に感動して、この珠玉の詩を記した。 「此(こ)の温泉は草津の合せ湯として、草津の帰途、六里ヶ原を馬背によって運ばれ、暮坂峠を越えて此處(ここ)に来り、数日間滞在して湯爛(ゆただれ)を治した」(『日本温泉案内』、昭和五年) 草津の湯は名だたる酸性泉であったから、沢渡は荒れた肌をやわらげる“仕上げの...

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